ドイツのイースター料理「ファルシャーハーゼ」〜サイクリング〜ベアラオホの醤油漬け
皆さま、お変わりなくお過ごしですか。
ブログ投稿を再開したところ、目線の先に書きたいことがたくさん出てきて、何を何から書こうか…まとまりのない記事になっていたら、ごめんなさい。
もう、こうなったら日々の覚書です。どうぞお付き合いくださいませ。
日曜日にはオンラインお料理教室でドイツの郷土料理を作ったのですが、月曜日にはイタリアと日本からの参加者と一緒にドイツのイースター料理を作っていました。
塩ゆでじゃが芋とグリーンソース、
卵入りミートローフベーコン巻き「falscher Haseファルシャーハーゼ」。
ファルシャーハーゼは直訳すると「偽ウサギ」なのですが、その由来について、可愛らしいラジオ番組を見つけたので貼っておきますね。7歳の男の子が「どうして、偽うさぎって名前なの?」と聞いています。
Die Antwort lautet also:
『第2次世界大戦直後、盛大なお料理で食卓を囲むはずのイースター聖日曜日に、まだ多くの人はウサギ等のお肉を手に入れるのが難しかったが、ひき肉は比較的手に入りやすく、うさぎに見立てて成形して焼いていたことから、「偽うさぎ」という名になった。』
こんなお話を交えながらのお料理教室です。
今では、イースター以外でも食べられるドイツの人気料理です。
ちなみにイースター時期がすぎると「Hackbraten mit Ei im Speckmantel ベーコンのマントをまとった卵入りミートローフ」と言ったりしますよ。
型もいらない簡単なのに見栄えのするお料理です😋
ドイツの春の七草と言われるハーブを使った「緑のソース」です。
イタリアからの生徒さん、「オリーブオイル、ニンニクが入らないソースはなかなかないから、新鮮!」と。
「確かに!イタリアといえば、アーリオ(ニンニク)・オーリオ(オリーブ油)❣️」
春に採れるハーブをふんだんに使った爽やかなドイツのグリーンソース。日本の生徒さんには日本で手に入りやすいハーブを集めてもらいますが、何を混ぜても大丈夫。
お口の中が春の香りで満たされます☘️
1週間ぶりに訪れたドイツの森。
ベアラオホが更に茂ってきていました。
向こう岸の木に石を当てっこしています♪
あちこちの木々から鳥の声が降り注ぐ道を行きます。
森の途中でマウンテンバイクで走り回るのにぴったりな勾配のある小さな丘を見つけ、
長男と夫はそこを何周かぐるぐる。
帰り道どうしても寄りたくなってしまう罪深い場所にある近所のアイス屋さんで、もう家はすぐそこなのに、案の定、休憩。
まだまだ、気温は低いのですが、太陽が出ていてくれたので、とても気持ちの良いサイクリングでした。
摘み取ったベアラオホは、早速、醤油漬けにしましたよ。
レシピはこちら↓。
上の記事では、瓶によく洗って水気を切ったベアラオホに熱い漬け汁を注いでいますが、
漬け込み時間を取らずにすぐに食べたかったのと、最近は、外で採ってきた植物は、一応火に通すことが多いです。
火を通しすぎないよう全体に汁気が回れば大丈夫。
これ、なんだと思います?
韓国の参鶏湯用の珍味セットなのですが、なんだか分からない、木や枝が入っています笑
このセットとたっぷりの生姜、餅米、昆布、青ネギ、丸鶏を一緒に25分くらい圧力鍋にかけるだけで、本格的参鶏湯の出来上がりです😋
まだまだ参鶏湯が身体に染み入る寒さです。刻んだベアラオホをたっぷり乗せました。
今日のお夕食は、参鶏湯と白ごはんとベアラオホの醤油漬けで頂きました。
春の恵みに感謝です。
いつも読んでくださり、スター・ブックマークをありがとうございます😊