今年もよろしくお願いいたします〜海外生活を支える日本の食文化
新年も明け、随分と日にちが経ってしまい、お正月を振り返るのも少し躊躇するくらいだったのですが、今年初めての記事なので、やはり、ご挨拶はしておかないと!
今年もすでに色々と変化に富んだ年になりそうな予感がしています。
不定期更新ではありますが、
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
SAKI
今年は、家族5人でおせち料理を囲みました。
『海老の旨煮』海老のひげや長い足は、おせちに入っていると、あちらこちらに行ってしまうので、綺麗に切り揃えています。
真ん中は『金柑の甘煮』、残った煮汁も喉に良いので、余すことなく頂きました。
今年の酢れんこんは、ほんの少しお出汁も足して、まろやかな味付けにしました。
子供達も大好きなお節料理。
毎年、12月に入ると楽しみにし始めてくれるので、
「今年はちょっと手を抜きたいな。」と思う時もあるのですが、クリスマス辺りから、
冷凍もしながら、コツコツと作り上げていきます。
生の椎茸は手に入らず、干し椎茸で。干し椎茸だと飾り切り、難しいです…
盛り付け少々雑ですが、大根苦手な長男もこれは大好きな、大根とサーモンの紅白重ね。
日本酒に合う!
今年は全23品。
全てお盆に乗せるのは無理なので、なんとなく目が合った品をお盆にのせました。
かまぼこの飾り切りは、次女と一緒に楽しく切りました。
【一の重】
数の子、蛸と胡瓜の柚子胡椒和え、昆布巻き、サーモンと大根の紅白重ね、焼豚、
飾り切り二十日大根、
【二の重】
柿なます、海老の旨煮、栗きんとん、丹波黒豆煮、金柑の甘露煮、伊達巻、
【三の重】
胡桃ごまめ、叩きごぼう、紅白かまぼこ、ゆずなます、松前漬け、酢蓮根、いくら、松胡瓜、
【有田焼源右衛門窯鉢】
お煮しめ
【マイセン深皿】
ローストビーフ
【漆器】
里芋煮
新年を明けるのを待って、近所に打ち上げ花火を上げに行き、ご近所さんたちと賑やかに新年のご挨拶をし、少し落ち着いた頃に寝るので、元旦はゆっくり目に起きて、鶏出汁お醤油ベースのあっさりしたお雑煮を頂きました。
義理の妹が年末に送ってくれたお祝い箸と友人が送ってくれた富士山のおめでたいお箸入れ。
日本はやっぱり遠いけれど、こうして、日本の食文化と日本の家族友人たちに支えられて、
充実した海外生活が送れているのだと、ひしひし感じます。
ありがとうございます。
今年も何かと忙しなくなりそうな一年ですが、季節の移り変わりを感じながら、
心豊かに過ごしていきたいです。