ドイツ人向けお寿司講座🍣無事終了‼️
先週金曜日、こじんまり5、6人でできるかなぁ。と思っていたドイツ人向けお寿司講座が、前日に15人の参加者がいるとわかり、ドキドキ。
急遽、材料も増やし臨みました。
会場はキールから、高速道路と田舎道を30分ほど行った湖のほとりにある公民館。
毎回、タイ料理、インド料理、スペイン料理等いろいろなテーマを決め、
今回は日本料理が選ばれたそうです。
ドイツの街の中にあるお寿司屋さん、実際には日本人が経営していない(握っているのも日本人ではない)お店も多く、そんな中で、「日本人にお寿司を習いたい!」と、
思ってくださったことが、何だか心にしっくりきて嬉しかったです。
和食が2013年に世界遺産にノミネートされたこと、和=ハーモニーです。
の説明には、「へぇ〜。」と言う反応でした😏
前もって、お試しに作ったお寿司の写真も参考になると思い添付し
(記事はこちら↓)
http://blog.hatena.ne.jp/saki-bianca/saki-bianca.hatenablog.com/edit?entry=10328749687220534975
レシピを作成して行ったのですが、お手本通りそのように作る国民性ではないので😂
写真なんて目にも留めずに材料を好きなように組み合わせ、自分たちのオリジナル寿司を作り出していました。
巻き寿司は友人が主に教えてくれています。
やはり、上手に巻くのはなかなか難しくて、特に細巻きはのりしろがほとんど
なくなってしまい苦戦しましたが、太巻きはそれぞれ好きなように組み合わせた
具材で上手に巻けていました。
ワインを片手に和気あいあいと楽しそうです😉
手毬寿司は私が担当。
巻き寿司よりもずっと初心者向けで、「こんなに簡単にできるの!」と
驚いてくれました。
一応、「口に合ったサイズで作ってください。」と言ったのですが、
面白おかしく、大きさもまちまちで❗️
組み合わせや盛り付けも、楽しそうに取り組んでくれました。
例えば、
薄切り胡瓜の下には炒り卵、この組み合わせ順も結構崩れやすいと思うのですが、
「なるほど〜。」と思ったし、
ハサミで切ったスプラウトが こんもり乗せられるあたりも、斬新です😏
自分たちが作ったお寿司を写真やビデオ撮影しています。
割り箸を割ったことがなかった方々もいたようで、「はじめに2本に離してください〜!」と声をかけています。
それでも、皆さん、お箸は割と上手に使えていました😉
日本から遠く離れたドイツの片田舎でも、日本のお寿司に興味を持っている方々に
関われて、和食ってやっぱり素晴らしいなぁ〜って誇りに思うのです❗️
カレー風味ネギ焼き❗️と、ドイツの学校教育の話
料理の名前付けって、ちょっと頭を悩ませます😅
私「この前、白ワインに合わせた、ネギを焼いたのって名前何がいいと思う?」
夫「ネギ焼き❗️」
と言うことです。一応、カレー粉で風味を足したので、それもくっつけました😂
【材料】
Porreeネギまたは、ポロネギ(日本だとこれに近いのかしら。長ねぎでも美味しいと思います♪)2本、
白ワイン 大さじ2、カレー粉 小さじ1/2、オリーブ油、塩、胡椒
1、ネギは根元を切り落とし2cmの輪切りにする。
2、フライパンにオリーブオイルを引き、ほんのりこげ色がつくまで両面焼く。
3、白ワインを回しかけ、カレー粉も入れ、アルコール分が飛ぶまで火にかける。
塩で調味する。(岩塩を削り入れるとさらに良い。)
*長ネギの場合は、5cmほどに切って、コロコロ転がしながら焼き目をつけると
良いかもしれません。(1、2の行程で。)
*お皿に盛り付ける時に、香り良いサラダ用オリーブ油と黒胡椒をかけると、さらにワインが進みます😏
Guten Appetit 😋
シンプルですが、もう一品欲しい時やワインのおつまみにもとても合うお料理です。
料理が簡単すぎなので、(関係ないか😅)子供の小学校の話を。
ドイツの先生って、すごく簡単に病欠、しかも長期休暇を申請します。
2、3週間は当たり前、それを何回もという場合も❗️
その間、代行の先生がその授業を担ってくれるのですが、
その都度代行の先生も違って、進み方もマチマチです。
学年ごとに指導要項がきっちりと定められていて、義務教育期間中に学ぶことは
全国共通である日本とは大違いです。
先生によって、教える内容や使用する教科書も違います。
学校によっては授業数も違ったり、内容も少しずつ特徴があったりもします。
例えば、長女が通う学区内の小学校では、ヨットの授業(唯一、海に面している北ドイツならでは❗️)があり、
その一環で、毎週水泳の授業があります。
他の小学校では、英語、算数や音楽等に力を入れていたり…
そして、小学校は4年生までで卒業し、次の学校へと進むのですが、
そこでもそれぞれ更に特徴が強くなって…
私もドイツの教育システムをイマイチ把握仕切れていないのですが、
指導側の決まりがほとんどない為か、
子供達は早い段階から何に関しても意思発言を求められます。
(内容の良し悪しは別としても)自分が考えていること、やる気を持っていることを
とにかく示さないと、おいてけぼり感を味わされます💦
ドイツの教育に関しては私自身がこちらで経験していない為、あまりの違いにビックリすることばかりです。
ここで子育てをする前は、ドイツ人の気質がどうしても理解できなくて、
モヤモヤすることも多々あったのですが、最近では、
「こういう教育を受けてるから、そういう考えになるのね…」
と思うことも増えてきました。
私も少〜しずつ成長(と言えるのか?)しているものです😂
楊枝なしでも崩れない❗️ロールキャベツ
日本では春キャベツが、出回り出しているのかしら😊
ドイツに来たばかりの頃、まるでボーリングのボールの様に大きくて重たいこちらの
キャベツを前に、「さあ、どうやって挑もうか‼️」と思いました😆
程なくして、朝市で「とんがりキャベツSpitzkohl」(正しい日本名はわかりません💦)なる、
柔らかめのキャベツを見つけたので、野菜炒め、お好み焼きやサラダ等、
葉が柔からい方が合うお料理には、こちら↓を使うようになりました。
https://de.m.wikipedia.org/wiki/Spitzkohl
それでも、日本の春キャベツほど柔らかくて上品に甘みのあるキャベツは、
ドイツにはありませんが…
【材料】
キャベツの葉 8〜10枚
ひき肉 500g、玉ねぎ 1/2個、人参 小1本、卵 1個、
塩 小さじ1/2強、胡椒
コンソメ
【作り方】
1、キャベツは、葉を1枚ずつ外し、しんなりするまで茹でる。
2、ボウルにひき肉、みじん切りにした玉ねぎ、すりおろした人参、卵、
塩、胡椒を入れ、よく混ぜ合わせる。
3、茹で上がったキャベツに8〜10等分したひき肉をのせて、包む。
包み方は↓に詳しく書きます。
ひき肉をキャベツの芯あたりに置き、片側の葉をひき肉の上にかぶせる。
そのまま、くるりと巻いていく。これで、片側のキャベツが巻き込まれます。
最後まで巻いたら、反対側のキャベツをひき肉に押し込む。
4、ロールキャベツを鍋に敷き詰め、ロールキャベツが6割ほど浸るくらいに水を
入れる。コンソメを落として、蓋をして煮る。
お好みでトマトの角切りやパセリを添えてください。
Guten Appetit😋
ドイツにも、「Kohlrouladenコールルーラーデン」(日本語と同じロールキャベツ、そのまま読むと「キャベツ巻き」ですが、)と言われるお料理があるのですが、
あのかっったいキャベツの葉をどうやって一枚一枚剥がすのか?
機会があれば、ドイツ人に聞いてみたいと思います😏
鶏肉のソテーとシャンピニオンクリームソース
ブログを書くようになってから、割と未開のドイツ料理も作りたい意欲が上がっているのですが、そうしたら、料理と一緒にワインを出したくなりました🍷
お料理にとっても合うので、どうしても飲みたくなってしまう😏
でも、お夕食に飲むと子供達の寝かしつけ準備に支障をきたす程に、
私はお酒に弱いのです…😭
そして、夫も夫で食事だけでは物足りずに、チーズやら持ってきて、
そのまま晩酌ムードに…
完全にダメ親です💦
という風になることを昨日、思い出しました😅
【材料】
鶏胸肉 400g、マッシュルーム 400g、生クリーム 200ml、
白ワイン 50ml、小麦粉、塩、胡椒
【作り方】
1、鶏胸肉は食べやすい大きさに切る。塩、胡椒をして小麦粉をまぶす。
2、フライパンに油を引いて、鶏肉を中火で焼く。7割くらい火が通り焼き目がついたら裏返す。
3、薄切りにしたマッシュルームを加える。
4、白ワインを加えアルコールが飛んだら、生クリームを入れ少し煮る。
塩で調味する。
*今回マッシュルームは、長男(4歳)が切ってくれたので、大きさはバラバラですが、本人が作った感が残るので😉そのまま入れました。薄切りにした方が、見た目は良いです。
ドイツの白ワイン(今回はプファルツ地方のリースリングRieslingを合わせました。)にも良く合います❗️
でも次回からは、お酒の誘惑に負けずにドイツ料理を作り、頂くことにします😂
子供達に気を遣わずに食卓にワインを添える日だって、過ぎてしまえば惜しいほどに
すぐに来るのでしょうから😊
残ったジャガイモで、ジャーマンポテト(ドイツ人が考える「3つの黄金ルール」❗️)
フランスでは、硬くなった前日のバケットをフレンチトーストにしたりする
そうですよね。
ドイツでは、前日に付け合わせた大量の茹でジャガイモが残ったら、
ジャーマンポテト(ブラートカルトッフェルン)やじゃが芋の団子(クネーデル)にします😊
材料はとてもシンプルです。
【材料】
残った茹でジャガイモ、ベーコン、玉ねぎ、油、塩、胡椒、(あればパセリ)
【作り方】
1、フライパンでみじん切りにした玉ねぎ、細切りにしたベーコンを炒める。
玉ねぎが透き通ったら、一度フライパンから取り出しておく。
2、ジャガイモは5mmほどの薄切りにし、1のフライパンに、さらに油を多めに引く。こんがりと色付くまでゆっくりと中火にかける。
3、玉ねぎとベーコンをフライパンに戻し、ジャガイモが崩れないように注意しながら、混ぜ合わせる。塩、胡椒で調味する。
Guten Appetit😋
ドイツ料理の本は、あまり持っていないのですが、ドイツに来たばかりの頃に
ドイツ語の勉強にもなるかと思って購入した「ドイツ料理」の本。
満遍なく色々と載っているけれど、美味しそうだなぁ、と思うものはあまりなく…
しまいこまれていました💦
このジャーマンポテト(Bratkartoffeln)は、あまりにも家庭料理すぎてか、
詳しい作り方は載っていないのですが、「3つの黄金規則」(❗️)が
書かれていました😉
🌟フライパンは大きめを使う
薄切りにしたじゃが芋が、均等にこんがりと火が通るよう広げられるスペースが必要。
🌟正しい油を使う
じゃが芋がたっぷりと油を吸い込むように高温調理に適した油を使うこと。
🌟ゆっくりと丁寧に火を通す
20分程かけて、ゆっくり火を通す。じゃが芋はむやみにひっくり返したりしない。
そして、(本当は茹でて冷めたじゃが芋が良いが)生のじゃが芋から作るときには、
さらに多めの油と10分ほど長く、中火でゆっくりと仕上げると良い。
だそうです😊
残ったものをリメイクしたり、無駄がないようにきちんと最後まで美味しく
頂く家庭料理は、和食にも多いですが、そういうのって、とても好きです😉
オリーブ香るインゲンの海苔和え(おまけの話:長男が思うCoolな服装)
春から夏にかけて、豆類が美味しくなってくる時期ですね😋
その中でもインゲン豆は、ドイツでも出回っている時期が長いです。
ドイツ料理にも付け合せとしてインゲンのソテーが大量に(!)盛られて
いたりもします。
確かに、緑黄色野菜が出回らなくなる寒い時期には重宝するのですが、
それでも、暖かくなってくる季節には、甘みも増して柔らかく色も良く、
やっと、本来の魅力を発揮出来るね〜と、思うのです😊
旬のものは、基本的に塩茹でくらいで頂くのが好きですが、旬までにもう少しな
インゲンは、和え物にすると子供達もペロリと食べてくれます😉
簡単すぎてレシピというか、覚書ですが…
【インゲンの海苔和え】
材料:インゲン豆、焼き海苔、オリーブオイル、醤油
作り方:
1、インゲンはヘタを取り除き、食べやすい大きさに切って、塩茹でする。
2、程よい硬さに茹で上がったら、水気を切ってボウルに入れる。
3、熱いうちにオリーブオイルと醤油を回しかけ、手でちぎった焼き海苔も
混ぜ合わせる。
ごま油でも美味しいと思いますが、香り良いサラダ用オリーブ油と醤油の組み合わせ、
意外と美味しいです♪
Guten Appetit😋
(おまけの話)
長男4歳、最近は動きが激しすぎて、ズボンを何本新調しても、
すぐに膝に穴をあけてきます。
応急処置にワッペンとか貼り付けたりもしますが、ジーンズはもうそのままだったり💦
そして先日、
長男「ママ〜、これCoolでしょ(得意顔)!」
と見せてきたのは、可愛い親指が出た穴あきの靴下😂
私「それは、カッコ悪いよ…穴があいたら、ありがとう言って処分しようね。」
長男「Nein!!(ドイツ語のNo!)だって、ジーンズだって、穴あきがクールなんだよ!」
どうしましょう…小さい子へ示す、おしゃれの基準って難しいですよね😂
カフェで朝食♪ドイツの水泳教室〜日本の教育との違い
今朝は、朝から水泳教室があるのに朝食のパンを買い忘れ💦
急遽、カフェで朝食をとることにしました。
水泳教室が行われているキール大学構内にあるこのカフェ、
今やハンブルグや他の都市にも多数展開されていますが、元はキールの経済学部生が、
今までの退屈な学食の型を打破すべく、学生向けに始めたそう。
私がキールに来た10年前にはキール市内にも出店され始めた頃で、
お天気の良い日にはテラス席で潮風を感じつつ、美味しくてお手頃なコーヒを片手に
ゆったりとくつろぐ若人たち(!)に、ちょっとした衝撃がありました。
それぞれ、注文したものをセルフサービスで取りに行きます😉
🌟クロワッサン、焼き立てワッフル、モツァレラとハムのホットサンド、
ミュズリーとヨーグルト、フルーツジュース、子供用ホットミルク、コーヒー🌟
泳ぐ前なので満腹にせずに、一人3,5ユーロ程😉
大学構内で行われている水泳教室。
教育に関しては、何に関しても日本の方がしっかりしている印象です。
もしその子が上手くできなくても、その子のやる気から持ち上げるような指導をしてくれる先生にはなかなか出会えません😢
日本人的には(?!)、痒いところに手が届かなすぎて😅、言いたいことも多々ある
のですが、やるもやらないも、小さい頃から個人に任されています。
それは、学校教育でも、ほぼ同じ。
「あなたの人生は、あなたのものだから。」
ドイツ人教育者から、よく聞かれる言葉…
結局のところ、小さいうちは親の責任に任されている。と言うことになるのかな🤔
ところ変わって、日本人補習校。
卒業式、終業式を終えて、一年間お世話になった先生方へ生徒達からプレゼントを渡しました。
1週間に一度しか通わないのですが、それでも先生方が個人個人のことをしっかり見て考えてくださり、子供達にも仲間意識がとてもある様に見えます。
もちろん、良し悪しを決めることはできないし、それぞれの子供に合う合わないもあると思うけれど、やはり、(当たり前のことを言う様ですが、)人間て教育されて、その様に育っていくのだなぁ。と思うのです。
日本人として海外で育っていく、うちの子供達は一体どのように成長していくのか、
私自身もハラハラ、ドキドキなのです…