Moin Moin北ドイツに暮らす→南ドイツで暮らしはじめました

食いしん坊オペラ歌手の夫と3人の食べ盛りの子供達との楽しい食卓、バイリンガル教育、音楽、オペラ情報等を北欧ほど近い北ドイツの街から、お届け☆→2020年フランスほど近い南ドイツに引っ越しました。

作り続けられる鶏ハム

朝って、どうしてもバタバタして、朝食を考えている暇がないです💦

なので、基本メニューはもう随分長い間(10年くらい)変わっていません。

 

ちぎったレタス、輪切りのきゅうり、ミニトマト、チーズ、鶏ハム、季節のジャム、

パン、ヨーグルト、コーヒー❗️

 

子供達は、日によってムラがあるので、ミュズリー、おにぎりや前日の残りのお味噌汁が一緒に食卓に上がることもよくありますが、基本メニューは変わりません。

メニューが決まっていると、それだけで時間の節約。

そして、朝がすごく苦手な私に代わって、朝型夫が手際よく揃えてくれます😉(その間に私は、子供達の髪の毛を縛ったり、幼稚園や学校に持っていく軽食の準備をしたり…徐々に覚醒される頭でも出来そうなことをします😂)

鶏ハムはその基本メニューに仲間入りして、もう3、4年(もっとかな?)、子供達も(パンでなくても)きゅうりと一緒に大抵つまんでくれます😋

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写真は友人が遊びに来てくれた日のチーズとパンの種類が多目の、少し特別な朝食。

でも、基本メニューは変わりません😉

 

日本でも鶏ハムを作る方は多いと思うので、今更な感じのレシピですが…

私の作り方は、作るうちに限りなく簡略化されたズボラレシピです。

ただ、こだわりがありますよ〜😏

 

鶏胸肉600g、砂糖大さじ3、塩大さじ1,5(砂糖の半量)

 

鶏胸肉は切ったり、成形したり、ラップで包んだりしません。

さらに手も汚したくないので、フォークで刺して、ビニールにそのまま入れます😂

そして、まずは砂糖をまぶして、数分置く。

塩をまぶし、冷蔵庫に1日以上寝かす。

茹でる前に、砂糖と塩を洗い流し、鍋に並べ鶏肉がかぶるくらいの水を入れ、火にかける。

沸騰したら、灰汁を取り、火を消し、蓋をする。

粗熱が取れるまで放っておく。 

 

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 こだわりは、砂糖を先にまぶし、数分おく事‼️

 

はじめは何の知識も無く、砂糖と塩の順番を変えたり、混ぜて漬けたり、配分もいろいろ試して遊んでいたのですが、砂糖を先にまぶす事で、断然しっとり、滑らかな鶏ハムが出来上がることに気付いて😉

どうやら、砂糖には水分を逃さない「保水力」があり、肉のタンパク質と水分を結びつけて柔らかく、しかも腐りにくくする作用があるらしいのです。

写真は、砂糖をまぶし数分置いた状態ですが、ツヤがあり、しっとりとしてきています。

 

ラップを巻かないのは、ラップを火にかける(味)に抵抗があってあえてしません。

形はまん丸くなりませんが、崩れることもなく、毎朝家族が食べるには不都合がありません😉

 

うちでは、2日冷蔵庫で寝かせて作ると切れ目なく、鶏ハムが冷蔵庫にある状態です。

 

茹でたスープもとても美味しくて、市販のブイヨンや中華だしも随分使わなくなりました。

 

何年も変わらない基本メニュー、あるとラクチン。でもやっぱりたまには違うメニューの気分の時もあるのですが…朝が本当に苦手…😭

朝活と言う言葉もあるらしいけど(もしかしてもう古い?)

むぅ〜〜りぃ〜〜💦

 

 

 

 

 

 

 

 

カルタ遊びと雛人形

今年の冬は北ドイツでもインフルエンザが大流行したようです。

 

私たち家族も先月は順に総倒れ、5人の調子が戻るのに半月以上はかかって、

本当に嫌気がさしました💦

そして、また(!)一番下の長男が昨日から、お腹の調子が悪くて、今日は幼稚園をお休み。熱もないし食欲もあるのに、飲食すると下す😱

飛び跳ねるほど元気なのに…

想定外の「ママ、遊んで〜!!」攻撃に、スターウォーズのライトセーバーを振りかざし、笑顔と共に「ママ、悪い人(になって)ね。」と、さらなる追い討ちにあいそうになったので😂、かるた遊びを提案😏

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 「じゃあ、僕読む人ね〜。」「せぇ!!!!」

・・・取り札を見て場所を確認してから、

読み札の頭文字だけ読むので、勝てません😂

 

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今日使ったのは、ポニョのカルタ。物語を見ていれば、取り札の場面を説明させたり、たまに作り話になったりもしますが、それも面白くて、かなり時間が稼げます😏

 

 

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ここ何日かの恵みの太陽で、(本当はこっちを向いてほしいのに)花達がみんな外を向いてます。

向かいの扉では、次の遊び(ブロック)に移った長男が、「眩しすぎるんだよぉ…」とロールカーテンを下ろしています😅

 

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お姉ちゃんズ帰宅後に、みんなで飾ってもらいました。

長男はお雛様とまだ言えずに、「お姫様はどっち?」と。

すかさず、次女が「女王でしょ!」🤣

ハイ、何だか根本がズレてます😅

 

今年もお願いします。と、『ひな祭り』の歌を歌いながら飾り終えました🌸

 

 

 

 

 

 

ホワイトデーにもどうぞ❣️ホワイトチョコチーズケーキ

バレンタイン💕 日本のデパートでは、美味しくて美しいチョコが並んでいるのでしょうね❣️

 

こちらでは、男性→女性にプレゼントを贈るのが一般的です。自転車に花を積んで走る男性も素敵なのですよね😍

 

 実は今日がバレンタインデーだと、すっかり忘れていたのですが、気付いた時から何となくウズウズして、家の中をゴソゴソ。

確か、クーベルチュールの買い置きがあったと思ったけれど、白でした…💦

クリームチーズもあるし、今、家にある材料で出来そうな物は〜と考えて、日本のホワイトデー用(こちらにはないです。)みたいだけれど、これでチーズケーキ焼いちゃえ〜と😂名前も素材そのままだけど、

⭐︎ホワイトチョコチーズケーキ⭐︎ 

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〈 材料〉18センチ丸型

クリームチーズ250g、ヨーグルト200g、ホワイトチョコ150g、生クリーム200ml、砂糖90g、卵白3個分、バニラビーンズ入り砂糖1パック(手に入らない場合は、バニラビーンズ又はバニラオイルでも)、ビスケット80g、溶かしバター40g

 

〈作り方〉

準備:クリームチーズは室温に戻す。

ホワイトチョコは細かく刻む。

型の外側をアルミホイルで覆う。

オーブン160〜170度に予熱。

お湯を沸かす。

 

1、ビスケットを細かく砕き、溶かしバターを混ぜ、型の底に敷き詰める。

 2、ボウルにクリームチーズを入れ柔らかく練り、砂糖、ヨーグルト、卵白、バニラビーンズ入り砂糖を順によく混ぜながら加える。

 3、別のボウルに入れた刻んだホワイトチョコに、沸騰させない程度に温めた生クリームを混ぜながら加える。滑らかになったら、2のボウルに少しずつ混ぜ合わせる。

4、漉しながら型に流し入れる。天板に湯を注ぎ160〜170度で1時間蒸し焼きにする。粗熱が取れたら、冷蔵庫で3時間以上冷やす。

 

*ホワイトチョコは(物によって違いはありますが)、乳脂肪が多く含まれる為に溶解温度が低めで、40〜50度です。(クーベルチュールは、その温度を袋に記載していることが多いです。)沸騰させた生クリームを入れると分離するので、注意してください。ちなみに、今回作った時は、60度ちょいの生クリームをチョコに混ぜ入れ、滑らかになる頃に35度でした。わざわざ、温度計を使うのは手間だと思うので、清潔な指で試して、お風呂より熱いと感じる温度で大丈夫だと思います。

*飾りのホワイトチョコは、余ったチョコをピーラーで削りました。

 

今日は変わらず寒かったのですが、珍しく太陽の光が部屋の中まで差し込んで、

幸せでした😊

長くて暗い冬ももう直ぐ終わりですね❣️

 

 

 

豚肉と白インゲン豆煮込み

街のお花やさんを見ると春を感じる花たちが増えてきているけれど、まだまだ、寒いです。夕方にはマイナス気温❄️

今日は、朝の次女の習い事(ドイツ語補習)と、その後幼稚園のお見送りの帰り道にスーパーに寄ると、豚のバラ塊肉がお買い得❗️煮込み料理にしちゃおう〜。と、帰宅後すぐに、

豚バラ肉に砂糖とハーブ塩をすり込んで、(時間がないけど美味しくなって!と念を送り)放置しました😏 

 

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 材料は大体こんな感じです。

(砂糖と塩をすりこんだ)豚バラ肉塊(骨付、皮なし)1,5kg、

人参2本、玉ねぎ1個半、セロリ1本、

白インゲン豆水煮 1缶、

水450ml、白ワイン50ml、酢(白ワインビネガー等)小さじ1、

ローリエ2枚、タイム小さじ1(タイムの枝があればなお良い)、ニンニク3かけ、塩、胡椒

 パセリ(あれば)

 

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人参、玉ねぎ、セロリは1センチ角くらいに切って、オリーブオイルでテカテカするまで、炒める。

 

(13年前ドイツに来たばかりの頃に買った、年季の入ったル・クルーゼ。汚れているわけではありません😂)

  

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豚肉、(水を切った)白インゲン豆、水、白ワイン、ビネガー、ローリエ、タイム、にんにく、を入れる。中火にかける。

 

*今回は骨付き肉だったので、大胆にそのまま入れました。

*タイムは新鮮な物があれば、その方が頂く時に口に残りません。

 

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灰汁が出るまで、フクロウちゃんに頑張ってもらってます😊

灰汁が出たら取り除く。ある程度取れたら、蓋をして弱火で1、2時間コトコト煮込む。

 

今日は途中で子供達の習い事(歌劇場の子供合唱団♪)が入ったので、一度火を止めて、帰ってから再度煮込みました。

 

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最後に塩胡椒で味を調整し、豚肉は骨を取り除き、食べやすい大きさに切る。

お好みでパセリを添えてください。

Guten Appetit 😋

 

お肉1.5kgは多いかなぁ、と思ったけれど、骨付きだったからか、5人でペロリと食べ切りました。

長男4歳が食べ盛りになる頃には、どんな大鍋を使わないといけないのか、と今からちょっと心配です😂

 

 

 

 

 

 

お別れ会、ギャザリング🥂

最近は、持ち寄りパーティの事を日本ではギャザリングって言うのですね⁉️

 

一年間の留学期間を終えて、日本に帰国するYちゃんを囲んで(日本式にYちゃんを招待して)、美味しく楽しい時間を過ごしました。

 

私は、野菜料理担当で❗️レシピは覚書き程度ですが、一応😅

 

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🌟胡瓜と挽肉の柚子七味炒め🥒🌟

フライパンにごま油を熱し、みじん切り生姜とひき肉を炒める。色が変わったら、

(だいたい)酢1醤油2味醂2の割合で味をつける。汁気が少なくなったら、種の部分を除いて切った胡瓜をさっと炒める。柚子の皮の千切りと七味はお好みで炒め加える。

 

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🌟芽キャベツとドライトマトのオイル漬🌟

芽キャベツは皮を一枚除き(大きさによっては半分にして)、塩茹でする。熱いうちに千切りにしたドライトマト、唐辛子、松の実と一緒に多めのオリーブオイルに漬ける。少し冷めたら、削ったパルミジャーノチーズを絡める。塩胡椒はお好みで。

*写真は、くるみで代用しましたが、松の実の方が合うと思います。

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🌟人参とドライいちじくのサラダ🥕🌟

千切りにした人参に塩を振りしんなりさせる。小さく切ったドライ無花果、ミント、レモン汁、オリーブオイルで和える。

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🌟パプリカのアンチョビとオリーブ炒め🌟

フライパンにオリーブオイルを熱し、ニンニクと輪切りにしたオリーブ、小さく切ったアンチョビを入れる。白ワインを少し振り入れ、縦8等分に切ったパプリカを炒め合わせる。黒胡椒をふる。

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(おまけの)ブラウニー🍫

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写真が雑多な感じのものしかなかったのですが💦みんなが持ち寄ってくれたのは、おにぎり、お稲荷さん、唐揚げ、コロッケ、ニシンとジャガイモとビーツのロシア風サラダ、クッキー、ワインでした😋

子供10人、大人9人、わいわい賑やかに、外が寒くても子供達はお庭を駆け回り、大人たちは、これからが楽しみなYちゃんとおしゃべりペチャクチャ😁

ここは寒くて小さな街ですが、人はとても暖かいのです😊

 

 

 

片道100km練習中⁉️

唐突ですが、私は運転が苦手なのです💦

車大国ドイツに住んで十数年、公共機関で事が足りる街中に住み続け、運転はなるべく避けてきたのですが、まずは子供が生まれてからどうしても必要性を感じて、(夫が運転することを前提に!)車を購入。

そのうちに子供も増えて、私も運転した方がいろいろと好都合になり、やはり運転が避けられない状況になってきて…
一度走ったことがある市内なら、(それでも気合を入れて)運転できるようになってきましたが、昨年秋から、いきなりハードルが上がって、片道100km、追い越し車線に時速200km越えの車がビュンビュン走っている、あのアウトバーンを使って、子供達を乗せ(←これが予想以上に厄介)、ハンブルグ郊外まで走ることになったのです。

まだまだ、練習中。隣に夫が助手席に乗ってくれる時にしか車では行けません😅

電車を使うと、乗り換え2回、寒い寒いマイナス気温の中、合わせて30分ほど、な〜んにもないホームで待たなくてはならず、辛い。でも、車の運転も怖い。

やらなきゃできるようにならないけれど、早く苦痛でなくならないかなぁ😂

一念発起しなくてはならなくなった理由の子供達の補習校では、7段飾りのお雛様が飾ってありました。

うちでも、そろそろお雛様出さなきゃ〜。

 

 

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子供達にも好評♪Königsberger Klopse

お料理を食べたり、作ったり、盛り付けたりするのが大好きなのですが、割と長くドイツに住んでいるのに、子供たちが食べてくれる和食を作ることが圧倒的に多く、家庭で作るドイツ料理はあまり知らない…と、気づいてはいましたが、それを公言したら、友人が美味しいドイツ料理を教えてくれました😊

Königsberger Klopse (ケーニヒスベルガークロプセ)、名前が覚えにくいですね💦ケイパーとレモンの香りが良い、肉団子のクリーム煮です。
ドイツの定番家庭料理ですが、肉団子を小さめに作ったからか、少し北欧風になったような。赤いビーツを添えるとロシア風にもなりそう。

 

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《材料》
肉団子

合挽き肉 500g、小さくちぎったパン40g、玉ねぎ1個、卵2個、塩小さじ1弱、胡椒

 

ブイヨン

ブイヨン1L、玉ねぎ1個、ローレル1枚、オールスパイス3粒、黒胡椒3粒

 

ソース

バター大さじ3、小麦粉大さじ2、レモン汁大さじ1、砂糖大さじ1(お好みで)、肉団子を茹でたブイヨン380ml、生クリーム125ml、ケイパー、塩、

 

《作り方》

肉団子

ボウルにひき肉、パン、みじん切りにした玉ねぎ、卵、塩、胡椒を入れ、滑らかになるまでこねて、丸める。

ブイヨン

みじん切りにした玉ねぎとスパイス類(後で取り出すのに、お茶用パック等に入れると簡単です。)をブイヨンに入れ火にかける。煮立ったら、肉団子を入れ約10分、スパイスを取り出して、肉団子はさらに5〜10分茹でる。
肉団子を取り出して、水気を切る。

ソース

フライパンにバターを熱し、溶けたら小麦粉を入れ、肉団子を茹でたブイヨンを加える。ケイパー(多目に入れると本格的)、生クリームを入れる。これ以降、あまり煮詰めない。レモン汁、砂糖、塩、で甘酸っぱく仕上げる。
肉団子をソースに絡める。

 

付け合わせは、やはり茹でたジャガイモで♪

お好みでパセリを散らしてください〜😋 

Guten Appetit❗️

私は、この倍量のひき肉1kgで作りました。4歳児も含めた5人家族で、ほとんど残らずでしたが💦次の日のランチには、少し煮詰まったソースを延ばして、ショートパスタを絡めて頂きました😋