この時期のドイツは、どこに行っても甘い香りが漂います😊
ドイツには「クリスマスの香り」があるのですが、グリューワインやレープクーヘンに使われるシナモン、カルダモン、アニス、リンゴ、オレンジの他にバニラもクリスマス定番クッキーであるキプフェルを思わせる香りの一つです。
私たちが10年前にここに引っ越して来て初めて迎えるクリスマスに友人のドイツ人から教わったレシピです。
元は彼のお父様のレシピで、お父様はパン職人だった方なので、味はお墨付きです😉
10年の間に、砂糖の割合や焼き時間に少し変化がありますが、日本の家族にも好評で、毎年この時期にたくさん焼いて、日本にも送っています。
🌟バニラキプフェル🌟
(100個分)
【材料】製菓用マーガリン (Sanella等) 300g、
砂糖 +バニラビーンズ入り砂糖(BourbonVanillezucker)3パック 合わせて150g、
塩 ひとつまみ、アーモンドプードル 150g、
小麦粉 420g、
*ふるった粉砂糖 200g、(+あれば是非バニラシュガー6パックも加えてください。)
【作り方】
1、*印以外の生地の材料を全てフードプロセッサーで混ぜ合わせる。
2、大体まとまったら取り出して、丸くまとめる。
3、冷蔵庫で2時間以上、できれば一晩寝かせる。
4、オーブンを180度に予熱する。
生地を適当な大きさに切り分け、さらに一つが10gになる様に丸めた後にキプフェル(三日月🌙)型に成形する。
先は焦げ付きやすいので細くなり過ぎない様にする。
5、180度で12分程、明るい黄色になる様に焼く。焼いている間に、粉砂糖とバニラシュガーを混ぜ合わせておく。
6、焼きあがったら冷めないうちに、混ぜ合わせた粉砂糖をまぶす。
ほろほろサックリ、バニラの香りが良く、食べだしたら止まらないクッキーです😂
生地は冷凍保存も出来るので、作り置きにも向いています😉
Guten Appetit 😋どうぞ召し上がれ😋
さて、この時期は音楽ホールでも教会でも、はたまた学校でもクリスマスコンサートが催されています。
先日の日曜日に行われたお城でのコンサート↑では、子供合唱団で長女も参加しました。
そして、こちらも前列で楽器を叩く長女ですが、小学校でのクリスマスコンサート。
次の日曜日には次女の歌劇場子供合唱団のクリスマスコンサートもあります♪
この時期のコンサートは子供も聴きに行けるコンサートが多く、プログラムの最後には
ドイツで定番のクリスマスソング『O du Fröhliche』を会場の皆も一緒に歌う場合も多いです。
とても、素敵な曲です。
この音楽を聴くといよいよクリスマス、年末だな〜と思うようになってきました🎄
外は寒いですが、皆様、心と身体は温かくして、お過ごしくださいね😊