Moin Moin北ドイツに暮らす→南ドイツで暮らしはじめました

食いしん坊オペラ歌手の夫と3人の食べ盛りの子供達との楽しい食卓、バイリンガル教育、音楽、オペラ情報等を北欧ほど近い北ドイツの街から、お届け☆→2020年フランスほど近い南ドイツに引っ越しました。

久しぶりのコンサート鑑賞と、お別れパーティー

日曜日のお天気は、雪まじりの雨でした☔️こちらも三寒四温な季節です。

前から気になっていたコンサートですが、夫がホワイトデー(しつこいようですが、ドイツにはホワイトデーはありません😂)にチケットを用意してくれたので子供達を任せて、ルンルンと行ってきました♪

プログラムは、

モーツァルト「交響曲二長調、KV297」

モーツァルト「ピアノ協奏曲二短調、KV466」

ー休憩ー

リヒャルト・シュトラウス 組曲op.60「町人貴族」

 

ソロ・ピアニストは日本でも有名なGerhard Oppitz(ゲルハルト・オピッツ)さんでした。



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 前半のモーツァルトでは、ナチュラルホルンと木管フルートが使われていました。

ナチュラルホルンを見ると、ちょっとドキッとしてしまうのですが、その不安定さも

また良いかな😅音自体は、ナチュラルホルンも木管フルートも素朴で好きです。

 

まだ音大生だった私が師匠からよく、

「モーツァルトを弾くときはどうしてもオペラを思い浮かべてしまうでしょう。」

と言われて、当時はほとんどオペラを鑑賞したことがなく💦、

「はぁ〜。そうですか。」

と思っていたのだけれど、今となっては、夫がオペラ歌手ということもあって、オペラばかりが頭の中に鳴り響いて、この部分は「ドン・ジョバンニ」のあのシーンに似ているなぁと思ってしまったり😂

 

オピッツさんの音の余韻を手で表現するあたりまでも、モーツァルトの決して多くない音が一つ一つ愛情を持って繋げられている感じで、心地良かったです。

 

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R.シュトラウス の作品はオペラでも来シーズンに向けて、夫が既に練習に入っているので、少し難解な音楽を想像していたのですが、夫が取り組んでいるオペラの作品とは違って、随分聴きやすく、ヴァイオリン、木管、金管それぞれに聴きどころがありました。

 

 

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 コンサート終演後、そのままキール湾が一望できる友人宅へ。

 

子供達も一緒に楽しませていただいた地球を科学する!地質学の先生が、

1年間の任期を終えて日本に帰国されるので、お別れパーティでした。

 

カジュアルな持ち寄りパーティです。
鶏肉のトマト煮、トマトとブッラータのカプレーゼ、山羊のチーズとほうれん草のラザニア、キヌア入りサラダ、ラザニア、餃子😋他ワインも一杯🍷

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 私は、コンサートから直行だったので、持ちよりやすいデザートを担当させてもらいました。

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 🌟胡桃とキャラメルのパウンドケーキ🌟

 

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🌟求肥のあんこ巻き🌟

 

 

一つの土地に長く住んでいると、出会いと別れも増えていき、もちろんお別れは寂しいのですが、日本にいたら知り合えなかったであろう、全く違った分野の方々との出会いもあり、日本にも各地に知り合いが増えると思えば、それもまた嬉しいことです😊