お弁当に豚の唐揚げ(おまけ:Ohrwurm耳に残るメロディー)
明日は年に一度の日本語補習校、日本人学校の合同運動会です。
子供達にとっては、初めての運動会❣️
全てが日本式で、きちんと家族でお弁当を囲む時間もあるようなので、
今日中にお弁当の準備をしておかないと〜💦と、キッチンで今日のご飯と、
明日のお弁当と、明日のお夕飯の下準備をバタバタとしていた私に、
夫「お弁当のメインは何?」
私「豚の唐揚げと鶏の照り焼きにしようと思って❗️」
夫、2度見しながら、「え⁉️鶏の唐揚げと豚の照り焼きじゃないの⁇」
私「そうか、どちらかと言えばそれが普通😂」
と、2人で笑ったのですが、メニューに変更は無しで😏
前日に何品か作り置きするなら、薄くて火が通りやすく、時短出来る豚の唐揚げ
の方が簡単❗️
🌟豚の唐揚げ🌟
【材料】
豚バラ肉 500g、漬け込み調味料(醤油 大さじ3、砂糖 小さじ2、すりおろし生姜 少し)
小麦粉 大さじ2、片栗粉 大さじ6、揚げ油 適量
*お好みでレモンを添えても!
【作り方】
1、漬け込み調味料をボウルに入れ、食べやすい大きさに切り分けた
豚バラ薄切り肉を加える。さらに小麦粉ももみ込む。
2、片栗粉をまぶし、冷蔵庫で30分程休ませる。
3、180度の油でカラッと揚げる。
*揚げ物をする時は、16cmの小さめのお鍋で揚げています。
Guten Appetit 😋
明日は朝5時に起きないと間に合わない…
早い、早過ぎる…朝苦手なのに大丈夫かな🙄
おまけ:
耳に残って、頭の中をぐるぐる回ってしまうメロディの事をドイツ語で
Ohrwurm オアヴルム(直訳で、耳ミミズ)と言うのですが、まさしくここ最近、
このメロディーばかりが巡ってしまう煩わしいのです…
マヨルカのホテルで毎晩、子供達が子供ディスコでこの音楽で踊っていて
(振り付けも決まっている)、いたく気に入ってしまい、いまだに歌いながら
1日に何回も踊り続けています😂
5、6年前に流行った曲なのかしら、早口の中に動物とそれぞれの鳴き声を
ゲームの様に繰り返していく面白い曲です。
グリーンピース(えんどう豆)を美しく茹で上げる😋おまけ:Zassenhausキッチンタイマー
昨日朝市で買った1kgのエンドウ豆は、子供達が「僕の方が多いよ❗️」
「私の方が大きくて綺麗なのがいっぱい〜😏」と、とにかく賑やかにさやから
出してくれた結果、 425gになりました。(やっぱり半分以下になちゃうよね…🙄)
えんどう豆が生で手に入るのは、やはり旬のこの時期だけなので、
余計に大切に美しく茹で上げたいのですよね😊
🌟えんどう豆の茹で方🌟
【材料】
えんどう豆、塩、水
【作り方】
1、さやから出して優しく洗ったえんどう豆と塩を鍋に入れ、手でざっくりと
塩を絡める。
*今回はえんどう豆425gに対し、塩は小さじ1と1/2入れました。
ほんのり塩味がつく程度です。
2、豆がかぶるくらいの水を入れ落し蓋をして火にかける。
沸騰後3分茹でる。(下の写真は、落し蓋をする前の水を入れた状態です。)
3、茹で上がったら火からおろし、落し蓋はしたまま流しで少しずつ水を流し入れ、
ゆっくりと冷ましていく。
4、冷めたらザルにあげて水を切る。
急に冷やさず、ゆっくりと冷やすことでシワがよりにくく、プリプリッと美しく
仕上がります😉
おつまみにそのまま頂いても、お料理の彩りに使っても良いですね。
Guten Appetit😋
おまけ:
キッチンタイマーは、IKEAで何年も前に買ったほとんど壊れかけの💦デジタルタイマーと
このザッセンハウスのアナログなタイマー↓を使っています。
日本ではDULTONダルトンと言うメーカーで、売られているようです↓、
Amazon|【ダルトン】 KITCHEN TIMER W/MAGNET BROWN 【DULTON】|キッチンタイマー(アナログ) オンライン通販
しかも、今気付きましたが、日本で買ったほうが安い❗️なぜ?
ゼンマイ式で細かい秒数までは測れませんが、50分とか長時間合わせる時には、
くるっと回せば良いので、デジタル式よりラクです😉
そして、音がジリジリ〜!!!と割と大きめなので、子供のテレビの切り上げ時間に
使ったりもしています😏
でも、ジリジリ〜!!!が長く続かないので、大きな音にもかかわらず、違う部屋にいて気づかず…という時もたまにあります💦
アスパラガスのリゾットとMarkt朝市の様子
海外在住あるあるなのかしら…
いつものお米を切らしてしまい、たまたま近所で買ったお米が美味しくない😩
白米では家族の誰も食べてくれないので、炒飯、ピラフ等にして何とか消費する
のですが、どちらにしてもご飯を炊くところから始めなくてはならず、
炒飯やピラフなのに(!)思った時にすぐにできない…
でも、リゾットやパエリアなら、お米からそのまま使えるし、白米で頂くには
粘りが足りないお米でも美味しく調理できます😉
🌟アスパラガスのリゾット🌟
【材料】
(2人分)
米 1合半、ニンニク 1かけ、玉ねぎ 半分、オリーブオイル 大さじ2、
白ワイン 大さじ2、ブイヨン 500〜600ml、アスパラガス 150g、
マッシュルーム 3つ
【作り方】
1、ニンニクと玉ねぎはみじん切りにし、オリーブオイルを熱した鍋で炒める。
2、米を洗わずに加え、2、3分炒めて、白ワインも入れる。弱火でかき混ぜながら
火を入れる。
3、ブイヨン400mlを加え、ふつふつ煮立ってきたら、1cm幅に切ったアスパラガスと
薄切りマッシュルームを加える。
(ここから大体20分ほど時間を見る。)
4、水分を見ながら、足りなければブイヨンを足し、たまにかき混ぜながら最初にブイヨンを加えてから大体20分ほど火を入れる。
5、お米が好みのかたさになり、味が足りなければ塩、胡椒で調味する。
* ブイヨンは、作り続けている鶏ハム😉から出たスープを水でのばして使いました。
*お皿の上から散らしたのは、マヨルカのオリーブオイルと塩(オリーブ味)です。
*肉がないと生きていけない夫😂には、塩ではなく生ハムを添えました。
*リゾットの上に乗せたアスパラガスは、程よい固さにレンジでチンしました。
Guten Appetit 😋
毎週水曜日と土曜日の午前中は、街の中の大きな駐車場で朝市が開かれます。
久しぶりに行ってみたら、白アスパラガスの値段も下がっているし、ドイツ産の
イチゴも太陽の光を浴びて美味しそう❗️
今日の目的は、旬に入ったグリーンピース。
自然栽培なので傷も多いけれど、中にはプリップリの可愛らしいお豆たちが、
入っています😊
皮付き1kgが何gになってしまうかな…お夕食用に子供達と一緒に豆を取り出します。
スーパーではあまり見ない、レモンの香りがするタイム↑。
葉の形は、よく見かけるのタイム↑と同じようだけれど、香りは本当にレモンと
タイムが丁度良く混ざり合っています。これも買おう😏
お花も色鮮やかで、いろいろ回っていると、欲しいものが次から出てきてしまうのですが、自転車で来ているので考えてお買い物をしないと持って帰るのが大変…
白アスパラガス1,5kg、イチゴ500g、グリーンピース1kg、タイムの鉢植え、
他果物等、それだけでゆうに4kgは超えているけれど、さらに楽譜屋さんに寄って、
ピアノの生徒さんに新しい本を何冊か買い足して、若干フラフラしながら家に戻ってきました😂
カブとパプリカのサラダ、ライムとミントを添えて
旅行に出たら、その土地の美味しいものを少しずつ買ってくると、
帰ってもまたその余韻に浸れて良いのですよね😊
今回は子供達が楽しめることが一番だったので、お買い物にかける時間はあまり取れず、(宿泊先のCala Millorには、海辺によくあるお土産屋さんはたくさんあったのですが、気の利いたちょっと良い物は置いてなく、現地で調達するのならPalma de Mallorcaパルマで買うべきでした💦)
欲しかったオリーブオイル、塩、赤ワインは、結局、空港で買い足しました。
早速、オリーブ油と塩を使って作ってみたのが、カブとパプリカのサラダ↓です。
実はこのサラダ、宿泊したホテルでは毎晩、子供や大人も楽しめるイベント、
ショーが催されたのですが、そこで頼んだモヒートが美味しくて❗️
そのモヒートからヒントを得てサラダに応用しました😏
🌟カブとパプリカのサラダ、ライムとミントを添えて🌟
【材料】
カブ、パプリカ 各大きめ1個、ライム 1個、
ミントの葉、塩、オリーブオイル、黒胡椒、各適宜
【作り方】
1、カブは皮をむき、くし切りの後、薄切りにする。
塩をまぶし、しんなりするまで置いておく。
2、パプリカは種を取り除き、柔らかくなるように加熱し皮をむく。
(今回は茹でましたが、日本ならコンロに付いている魚焼きグリルで焼き目をつけて、
皮をむいたり、電子レンジで温めてからむく方法もあるようです。)
カブの大きさに合わせて薄切りにする。
3、盛り付け皿に薄切りにしたライムを敷き詰め、その上にカブとパプリカを
交互に重ねていく。
4、オリーブオイルを回しかけ、塩と胡椒をふる。ミントを添える。
Guten Appetit😋
本当はミントをみじん切りにしてドレッシングにした物をカブとパプリカの上に
回しかけても良いかなぁ、と、思ったのですが、子供達が食べにくいだろうと、
大人はミントを千切りながら頂きました😉
とっても爽やかで、これからの蒸し暑い時期にもちょうど良いですよ❗️
今回、空港で購入してきたオリーブオイルと塩↓
オリーブオイルは日本語のサイトがありませんでしたが、
塩は日本でも購入可能な様です。
http://www.mallorcadelicatessen.com/web/es/productos/aceite
お塩の値段がこちらに比べて張るのは、ドイツで日本食材を買うのと同じですね…🤔
子連れでスペイン・マヨルカ島⑥最終回(化石探し、ドラッグ洞窟、レンタサイクル、公共バスの事…)
マヨルカ島は、もちろん海で一日中遊べますが、島歩きも楽しいです。
知人の地質学者曰く、全島に渡って石灰岩でできているために、透過性が高く雨水は
すぐに地下水となってしまうそうです。
すぐそこに海があるのに、地面はとても乾いています。
地球歩きが大好きな「箱入り娘」と「おてんば娘」(←二人のTシャツの背中にそう書いてある😂)が、ズンズン行きます。
長男4歳はレンタサイクルしました。
レンタサイクルは街の中の至る所にあり、大人用シティサイクルは1時間2,5ユーロ、5人乗り自転車(前方子供2人、後方大人3人)は1時間9ユーロで借りられました。
この日に借りた長男の子供用マウンテンバイクは、ホテルで一日6ユーロで借りました。
疲れて、いじけた「おてんば娘」。(プリプリ怒りながら、お尻の下にはきちんとリュックに付属されたクッションを取り出して敷いていました😂)
その後、ママ(私)と手をつなぎ、ご機嫌にアイスを目指して無事に歩き出しました。
目的地の17世紀の見張り台。眺めが最高です。
すぐそばにあるカフェで喉を潤して、再出発。
目的の化石探しに没頭する二人。
貝の化石を発見できました❗️
また別の日に訪れたヨーロッパ最大級の鍾乳洞「ドラッグ洞窟」。
同じホテルで友達になったドイツ人の女の子も一緒に❗️
ここまでは、ホテルから徒歩5分弱の最寄のバス停から行ったのですが、
予想はしていましたが、バスが時間通りに来ない❗️
そして、行き先がバスの前方に表示されないものも多く、いちいち前方乗車口から運転手さんに、「ドラッグ洞窟へは行きますか?」と尋ねなければいけませんでした。
「次に来るよ〜。」と言われ続け、何台かバスを見送り、結局40分後に
目的地行きのバスに乗ることができました😂
洞窟の入場料は大人15ユーロ、子供8ユーロ。
鍾乳洞には1時間ごとにグループとなって入場できます。
私たちは11時のグループ。
中の気温は20度ちょっとですが、肌寒い感じはしませんでした。
地下水の透明度が高く、底まではっきり見えます。
天井まで辿り着いて、タワーになっています。
世界最大の地底湖マルテル湖に着くと、そこはコンサート会場風になっていて、
ボートに乗った弦楽四重奏団が演奏をしながら揺られてきます。
演奏終了後は、少しの区間ボートに乗ることもできます。
帰りは、お土産屋さんやレストランもたくさんある、洞窟から徒歩10分ほどの街Porto Cristoポルト・クリストへ寄りましたが、街の中心部は観光客が多く、少しカオスだったので、早々に帰りのバスを待つことにしました。
そこのバス停でもたくさんの人が、まずは運転手さんに行き先を聞いていました。
不思議なのは、運賃…行きは家族5人で5,5ユーロ、帰りは一駅歩いたのに7,4ユーロ。
バスの運転手さんはスペイン語しか話せず、流してしまいましたが、一体どういう計算になっていたのでしょうか??
パルマ・デ・マヨルカに行った時は、レンタカーを借りましたが、
子連れの場合は特に時刻表があてにならない公共機関より、
車を借りてしまった方が気がラクかもしれません。もちろん、運転は車好きの夫任せだけど😏
ちなみにレンタカーは5人乗りコンビを借りて、保険料等も含め一日64ユーロでした👍ガソリンは満タンにしなくても、大体始めに入っていた分を入れて返せば良いよ〜
と言われました😂
1週間の休暇が終わり、子供達もそれぞれに幼稚園、小学校に行っていますが、
子供達にとっても思い出深い旅になってくれているといいなぁ😊
子連れでスペイン・マヨルカ島⑤(食べた物たち😋)
1週間の休暇を終えて、北ドイツ・キールに戻ってきたら、同じように夏日でびっくり
しています。でも多分一時的…
既に生活は日常に戻っていますが(洗濯と旅の片付け!!)、やっぱり地中海のお料理は美味しかったなぁ〜、と回想録を😉
スペイン料理の定番「ポルボ・ア・フェイラ」。
火が通り過ぎずに茹で上がっているタコは新鮮だから成せる技😋
夫が注文したハンバーガーは、牛100%で中はミディアムレア👍
Cala Millor(カラミヨール)の海岸線沿いに面した場所にあります。
大人は海を見渡せる開放的なテラス席で、子供は遊べる公園が敷地内にあり、
お昼の時間帯は、子供も大人も気軽に入れるレストランです。
夜はMusik Barになるようですね↓
スペインに来たら、やっぱりパエリアは食べておきたい😋
2人前から注文できますが、これはミックスパエリアの3人前。
チビッ子二人はパスタを注文し、長女(最近は大人1人前食べてくれる!)、
私と夫用に注文しましたが、ゆうに4人前はありそうな量でした。
スペイン語、ドイツ語、英語を混ぜこぜに話す、とても陽気な店員さんが
取り分けてくれました。 お米がアルデンテでいろいろな味が入り込んでいて、
美味しかったぁ😋
またある日、外食もラクで美味しくて良いのですが、続くと体が疲れ気味に…
子供達が海とプールで遊んでいる間に夫に任せて、私はインフォメーションで聞いた
徒歩15分ほどで行けるスーパーでお昼の買出しに😉
本当は、朝市に行きたかったのですが、近くの市場は月曜日しか開かないとのこと、
残念…
↑スペイン系スーパマーケット。
魚屋さんにはいろいろ新鮮魚介類がありましたが、行列していたので、
パエリア用としてセットになっているものを購入。これだけ入って7ユーロ程❗️
計りもないので適当に作ってみたら、大皿にドーンと出来上がりました😂
マヨルカの塩とオリーブオイルで作った魚介のパスタ。
ニンニクをオリーブオイルで熱し、そこに魚介類をざっと入れて貝が開くまで火を通し、茹で上がったパスタを足して、塩で調味する。
魚介類から良い出汁が出るので、ニンニクとオリーブオイルと塩のみで、
間違いなく美味しいです😋
スペインの生ハム、ハモン・セラーノとイチゴのサラダ。
また違う日のランチに、今度は魚介のトマトソースパスタ😋
太陽をたくさん浴びた野菜とフルーツたち。
バケットは、フルーティな香りのするマヨルカ産オリーブオイルと、名産アーモンドジャムをつけてシンプルに頂いたり、トマトのみじん切り(常設のナイフが切れなさ過ぎて、みじん切りにならず💦)にオリーブオイル、塩、イタリアンパセリをふって、
それを乗せて頂くのも美味しいです😋
子供達も外食続きで少し飽きてきていたのか、「やったぁ❗️ママのご飯〜‼️」
と、喜んでモリモリ食べてくれました😉
一日中ホテル周辺で水遊びする日は、自室で地元の食材を使った手作りランチを作って、まるで日常のように過ごすのも何とも贅沢なことです。
子連れでスペイン・マヨルカ島④(ヴァルデモッサ、ショパンの部屋)
実は私、今はゆる〜りと教えたり、夫の練習伴奏に付き合ったりしていますが、子供が産まれる前まではかなり真剣にピアノを弾いていました。
それもあって、ここを訪れたらやはり、ショパンの過ごした部屋は見ておきたい❣️
次女も先頭に足を踏み入れていますが、付き合ってくれたのは長女😂
修道院の一部を借りて過ごしていたそうです。
税関で止められ、長く待ってやっと手元に届いたプレイエルのピアノ。
ショパンの部屋にあるテラスからの景色。ショパンが恋人のジョルジュ・サンドとその子供達と滞在したのは、冬の療養期間だったので、もっと寂しい雰囲気だったのでしょう。そして、療養場所に選んだ本来なら温暖なマヨルカ島、その年は不運にも悪天候続きで、ショパンの体調は悪化してしまったそうです😢
自筆譜を眺める長女。彼女は音楽に興味があるというよりは、学校でも使い始めた万年筆で書かれている事に関心を示しています😂
待ちわびたピアノが届いてからは精力的に作曲活動を行ったショパン、5週間のうちに
「前奏曲 Op.28」の数曲、「バラード第2番 Op.38」の改定稿、Op.40の「2つのポロネーズ(第3番と第4番)」、「スケルツォ第3番 Op.39」、「マズルカ Op.41」のホ短調、「ピアノソナタ第2番 Op.35」を作曲します。
お料理は唯一、火が起こせるこの暖炉でしたそうです。
部屋は全部で3つしかなく、寂しい雰囲気ですが、館内にはこの時期にショパンが作曲したピアノ曲が流れ、学生の頃はここで作られた曲を自分が弾いているとは露知らず…久しぶりにショパンの楽譜を開きたい気分になりました。
修道院の前にある、薔薇が美しく咲く庭園にショパンの銅像があります。
冬の療養の地として選んだヴァルデモッサが、かえってショパンの健康に深刻な影響を及ぼしてしまい、結局、マヨルカ島から去る事になるのですが、急な帰国のために売らざるをえなくなったショパンが愛用したピアノは、買い取った夫婦の子孫によって大切に保管され、自筆譜やそのほかの資料と共に、こうして博物館に置かれています。